今日は12月21日、冬至です。ボストンは雨風が強く冬至らしい寒い日でした。雨の中いつもの病院内の研究所ではなく、朝から離れの研究施設に行きました。シャドーイング再開です。
ここでは外部の共同研究者を迎え、昨日ご紹介したオープンソースソフトウェア「3D Slicer」の開発に関するミーティングを行いました。山田先生が実際の手術でどのように3D Slicerを操作しているかも見せて頂きました。
この後は、雨の中を車でケンブリッジにあるオフィスビルに移動しました。この地区にはマサチューセッツ工科大学(MIT)もあり、沢山のベンチャー企業やIT企業のオフィスが立ち並んでいます。MITと共同研究するためのようです。
こちらはマイクロソフトのビルです。本社ではありませんが。
今日訪れたのはAze社というベンチャー企業です。複数のベンチャー企業の事務所が入るビルの一角に、Aze社も居を構えていました。
Aze社も3D SlicerのCT画像とMRI画像を重ね合わせる技術開発をしていますが、Azeは製品化して売り出しています。その名も「VirtualPlace Phoenix」。
山田先生は手術中にCT画像とMRI画像を重ねる技術(レジストレーション)を研究していますが、Aze社が開発しているのは、手術用ではなく診断用です。患者が動くことはないので、手術用のものよりも短時間で処理が可能です。そして山田先生のような3D Slicerの専門家ではなく、医師が使用することを前提としたインタフェースになっているそうです。
BWHの研究室では、医用画像処理のコアな技術開発をしていますが、Aze社が行っているのはその技術を商品に落とし込むプロセスです。
このプレゼンテーションで久しぶりに「ユーザ・インタフェース」「ユーザビリティ」などなど、私たちデザイン分野の者にも馴染みの深い言葉を耳にしました。
こちらがAze社の方々。カール、ニコラス、ラウル、そして山田さんです。


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