1249のワナ

どれだけ文明が発達した豊かな先進国であろうとも、やはり慣れない海外で油断すると大変な目に遭います。

前回のブログでご紹介した1249で、ある日私は何となく紅茶を飲もうと思いました。
海外での飲食について、ものすごく気を使う方もいらっしゃいますが、私は細かいことを気にせず何でも食べますし、水も最低限以上には気にせず飲んでしまいます。要するに、口に入れるものに関して、いつでもどこでもあまり注意を払っていないということです。

この日も、自分で淹れたティーバックの紅茶を飲むだけだったので、ものすごく油断していました。緊張感の欠片もなく、紙コップに紅茶をセットし、ウォーターサーバーからお湯を注ぎました。何か下らないことを考えていたような気がします。
少し待つと紅茶が良い具合に抽出されて来たので、よし飲もう・・・と口をつけようとした瞬間、何か異変が起きていることに気付きました。

紙コップを持っていた指が、なぜかヌルヌルしているのです。
なんだこれ?と思って紙コップをよく見ると、紅茶の表面に油が浮いていました。
何かがおかしい、何か今まで体験したことのない状況に直面している・・・と思い、やっと気を引き締めて焦りながら観察開始。するとなんだかよく分かりませんが、紙コップの表面に何故かロウが塗ってあり、それがお湯の温度で溶け出していたのでした。

紅茶はこのコップに淹れました。
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一見普通のコップです。でも、言われてみれば手触りが妙にツルツルしていましたが。

お湯を入れるとこんな風になります。
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ロウが溶けて表面で光っています。

結構沢山塗ってあるようで、段々下の方にロウが溜まり出しました。
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紅茶に浮いていた油も、溶けたロウでした。水を入れて冷やすと、
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固まってふたたびロウの姿に・・・。

コップを良く読むと、冷たい水用のコップであることが書いてありました。冷静に考えてみれば、紙コップは紙なのだから表面に何か加工をしないと、水が漏れてしまいます。ずっとポリエチレンで加工されているものしか無いのだと思っていましたが(マクドナルドなどの毛が生えた耐熱コップ以外)・・・。世界は広いですね。油断大敵です。

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About mikikumekawa

粂川美紀 Miki Kumekawa 千葉大学大学院工学研究科デザイン科学コース特任助教時代に、独立行政法人日本学術振興会「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」基金により、米ハーバード・メディカル・スクール ブリガム&ウイメンズ病院に客員研究員として滞在しました。このブログはその時の記録です。
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